「統合医療とは、近代西洋医学、伝統東洋医学及び総合医療カウンセリング等を統合した医療技術により総合的に治療する医療を言います。」

現代医学は近代西洋医学が主流で東洋医学は二次的な補完的または代替医療として見られている場合が多いと思います。しかし、二次的、補完的とは言えない本質があります。そして、両者には根本的な医療に対する考え方の相違があります。西洋医学の対処療法に対して、東洋医学は疾患した病気のみではなく体全体を診て体全体を治療します。東洋医学も伝統的医学から発展させ最先端東洋医学へと研究を発展させています。両者の相違を統合して真理を探求し、新しいこれからの医療を体系付けて行くべきと考えます。それが統合医療であるべきと考えます。

統合医療とは併用することではありません!
最近は各医療機関で統合医療を掲げていますが、そのほとんどは統合医療ではなく「併用医療」が多いのです。補完、代替医療等を併用していても、患者を中心とした統合医療としての治療体系と各医療人の連携がなければ統合医療ではありません。
また、補完・代替医療や東洋医学を統合医療と言いません。治療チームのリーダーとして医師が存在し、鍼灸師、漢方薬剤師等が連携して体系的に治療を行う医療を統合医療といいます。


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